夜勤の多い看護師は妊娠しにくい?

看護師が妊娠しにくい理由

看護師さんたちは、夜勤があるため妊娠しにくいのだと悩んでいる人が少なくありません。しかし、実際にそうなのでしょうか?確かに、夜勤によるホルモンバランスの崩れは可能性として影響が全くないとは言い切れません。しかし、夜勤のせいで妊娠しにくいというわけではなく、ストレスが原因と考えられています。それは流産が多いためのようです。 看護師が妊娠しにくい理由

看護師が妊娠しにくい理由

看護師の仕事はとてもハードで、そのために流産をしやすいのではないかとも言えますが、それ以上に患者さんの命を守る責任ある仕事のストレスの影響は、とても大きいと考えられます。ホルモンバランスの崩れも、夜勤のせいと言うよりは、ストレスが原因ということが多いようです。ということは、看護師さんたちが妊娠しにくい理由は、夜勤ではなくストレスが原因だといえるでしょう。このため、「夜勤によるストレスが原因で妊娠しにくい=夜勤のせいで妊娠しにくい」と考えてしまうのだと思われます。もちろん、夜勤に対しストレスを感じない看護師の場合は、いくら夜勤をしても大丈夫だということになります。

夜勤の注意点

ただし、そこには注意しなければならない点もあります。それは、夜勤による流産です。夜勤では、看護師の人数が少なくなるため、どうしても1人ひとりの業務が多くなります。このため、無理をしすぎてしまい、流産をしてしまうケースが多々あるのです。一度流産してしまうと、その後、流産しやすい体質になってしまう可能性もあり、十分注意する必要があるのです。もし、妊娠を希望している場合は、その旨を上司に相談しておくといいでしょう。急に夜勤ができなくなったり、休みを取らなければいけないかもしれませんので、前もって上司に相談しておくことで、病院側も人員の確保など、対応をしてもらえるでしょう。

夜勤と体質

また、夜勤によってホルモンバランスが崩れやすい体質の人は、夜勤の仕事をしない方が賢明でしょう。ホルモンバランスの崩れは、生理不順など体調に大きな影響がでます。できれば、夜勤のない日勤勤務や、ストレスのない職場などに転職する方がいいと思われます。クリニックや訪問看護など、多くの職場で日勤勤務のみの仕事もありますので検討してみましょう。このとき、妊娠を考えている人は、どういった職場がいいのかを考えるようにすることが大切です。多くの職場を比較検討し、妊娠した看護師が働きやすい職場、子育てしながらでも働きやすい職場など、よく調べてみると後々のためにもいいでしょう。