看護師が産休明けにスムーズに復職するために

産休看護師の復職の現実

産休後、職場復帰して、以前のように働こうと思っていても、子育てをしながらの仕事はとても大変です。実際には、復職前と同じように働けない場合もあります。ではどのようにするのがベストなのでしょうか。少し考えて見ましょう。 産休看護師の復職の現実

具体的にはどんなことが大変?

・子供が病気になる
保育園に預けて職場復帰したものの、子供が熱を出すたびに迎えに行かなければならないこともありえます。そのたびに、職場を早退するのは気が引けるようです。
・仕事が大変になる
子供がいると残業ができなくなることもありますよね。そのため、休憩時間も返上して働かないと仕事が終わらないなど、時間の使い方が難しくなってしまうことがあるようです。
・周囲の理解を得られない
子供のために職場を早退したり、休みを取ったりしなければいけないけど、子育てにはイレギュラーがつきものですが、なかなか周囲からの理解を得られない場合が多いようです。
・プライベートが多忙に
朝も夜も、やることだらけで、とにかく忙しい!!自分の時間なんて取れない!!
・育児と仕事のバランスが大変に
子供が気になって仕事に集中できなかったり、子育てと仕事のバランスがうまく取れなかったりと、育児と仕事の両立はバランスを取るのが大変なようです。
・身も心もヘトヘトに
子育てと仕事の両立は、精神的にも肉体的にもとても大変です。休む時間もなく、気が付けば身も心もヘトヘトになってしまうこともありますよね。

復職のポイント

復職をする場合、どんな環境に復職するのか、考えなければいけません。大きく2つのパターンに分けられますが、それぞれ、メリット、デメリットがあります。
・今まで働いていいた職場の同じ病棟に復職する場合
メリットとしては、慣れた職場環境で、人間関係もできているので、復職がスムーズにいくでしょう。知っている仕事内容のため、復職後から仕事に慣れるまでに時間があまりかからないことが多いでしょう。デメリットとしては、必ず復職しないといけないという雰囲気で、気が変わって辞めたくなったときに辞めづらいことがあるようです。
・上司と相談して所属を変えてもらう場合
メリットとしては、体調など自分の都合にあった所属を選ぶことができ、新しい分野を学ぶことができます。デメリットとしては、その時の状況によって、自分の望む所属を選べないこともありえます。また、新しい人間関係の元で、新しい勉強を始めなければなりません。
以上のように、復職して子育てと仕事を両立することはとても大変なことです。妊娠が分かったら、自分のライフプランをじっくりと考えてみましょう。